ああ雨ばっかり

nae586252005-07-11

梅雨って、こんなに長かったっけ?と思うような雨続き。朝から、ザーッとすごい音がするのは、鬱系の人にはたまらないだろうなぁ。
しかし、今日はそんなことを言ってらんない。10日の支払いが今日にあり、覚えられないほどあちこち行く。土、日が銀行が休みなので溜まるのね。お蔭で、アホなこと付けていた某パチンコのお金は半分になった。携帯電話料や本やレコード代その他もろもろに知らぬ間に使ったから、まぁ助かったのかな。日曜に「ブ」へ行く積もりが、素通りして車で行ってしまい行けずで、本屋に行きたくなる。子どもと昼前に一緒に出て、駅前のビル内で遅く起きた子と11時半まであるモーニングサービスを喫茶で二人で、もぐもぐと食べる。高校はテストが終わると半分休みらしい。ここで、どうでも良いことみたいな話をだべるんだけど、私が仕事に行きだしてから、こんな風にゆったり外でお茶する時間が減ってしまい、これが親子のコミュニケーションになってたようなところもあり、久しぶりな気分。ここで別れて、電車に乗り元町まで行く。
どうも仕事の日は余り歩くと後で、足が痛み仕事に差し支えるので前ほど歩かなくなってしまう。前は天気がよけりゃ神戸から三宮までウロウロ歩いたりしたが、今は後を思うと控えてしまうなぁ。足の裏がジンジンとしびれてくると立っているのも辛くなるからなぁ。半分は職業病だと思うけど。仕事に行くまでは、そんなことなかったから。アリナミンも毎日飲むようになってしまったし。
元町のいつもの本屋で、ちょっと本屋に来てなかったのもありゆっくり見て回る。やっぱりP方面の影響が知らず強かったのかなぁ。正確に言うと本屋は近所の店へ毎日行ってたが、雑誌しか読まない。ここで「論座」を見つけて、しばらく読んでいた。特集が本屋でやはり興味が湧く。目黒さんからズラズラッと好きな本屋をあげている。坪内さんが本屋を書かず、疑問を投げかけるように書いているのがすごい。岡崎さんが長めの文を書いていて、京都の丸善が閉店することからはじめ、何度も画集を積み上げてレモンを置いて逃げて行きたくなったことを楽しく書いていて、おもしろい。やっぱりライターの味って、個性があって楽しく読めるのは岡崎さんだよな。上手くても固くて面白くない人も沢山いる(誰だ、それ)
「エンタクシー」で読みたくなった永井龍男の『一個』を講談社の棚で探すものの見当たらず、店長に聞こうかな。と思うものの、延々とどうでもいい話をして一度席を立ったと思ったら、また戻ってきて話し掛けている白髪の女性がいて邪魔になる。前も居て、しつこくしゃべってた人だ。どうも本を聞きに来たというより、話に来てるとみた。それでも来ると万単位で本を買うみたいなので、お得意さんなのだ。今時、めずらしいタイプかなぁ。これでもっとイケメン男や美人の書店員さんを中央で立たせて、本の話してる間に「あ、これとこれと、これも頂くわ」てな調子で本を買ってくれるかもねぇ。でも顔だけじゃなく、相当本の知識があって話しの上手い人だから難しいのかな。
あとは近代ナリコ『インテリア・オブ・ミー』をこれも捜すもののなく、これは聞いたら女性用のインテリア関係の棚の一番端に一冊あった。この本、付録がすごく良い。モダンジュースの詩が良い。すぐ近くのカフェで、マンゴージュースを飲みながら読んでたが扉野さんと旅行した時に疲れてマクドナルドに入る話に思わず笑ってしまった。アメリカに負けた。ってのが、らしいもんね。
雨だと、余り歩けない。今度は晴れた日に、ゆっくり古本も見て歩こう。