七夕の告白

nae586252005-07-07

しかし色気の全くない話で、申し訳ないかもだがもう告白してしまおう。某日記用の写真とネタを捜しに最寄駅あたりを歩いてたら駅前に大きな笹飾りがあって、これいいな。とパチパチとデジカメで撮って、そのすぐ隣にあるチンジャラと音がする店に涼みがてら入った。
まぁパチンコ屋に入って、よくトイレも借りたりするし時どき二千円ほど遊んだりもする。
その日も、銀行でお金を出したばかりで懐が暖かいので、すこし遊んでかえろかな。とオサカナが泳いでいる新台の列で満員だったが、丁度おじさんがやめて立ったあとに、ほい。と座り2000円打ってたら、ポンとサメで並んで、あら。と一回だけかな、ま、いいや。とか思いながらしてたら、それが後で予想のつかない展開つーか、フィーバーが止まらなくなり仕事に行く時間になっても延々とラッキーが続いて、途中から全然うれしくなくなり、気持は焦りどないすんねん状態に。とうとう、間に合わなくなる手前で店員を呼んでストップしてもらい、玉を計算すると14連チャンで54200円だった。ウソーッて感じだし、今のパチンコ台って、どうなってんだ。と怖くなった。そのあと、なんとか遅刻せず仕事に行くが音がすごかったので、頭がガンガンで耳もガンガン。フラフラで仕事をしたんだよな。
それが5日の火曜日。デ、水曜はパチンコせずお金がウソみたいにあるので54000円を鞄の隠しに入れて元町へ行って『市井作家列伝』を買った。しかし人って、お金が手に入るからポンポン物が買えるのかと言うとそうでなく、なまじあぶく銭を持つと変に欲が出て減らしたくなくなるらしい。博打の銭は、所詮、博打にしか使わないんだろね。だから、本一冊買っただけで、他には300円の古レコードを買っただけ。ケチやねぇ、ほんま。
で、七夕の木曜は休みだったので、前みたいに途中で電源切るなんてアホなことせんでも良いだろ。という思惑があり、どっかでツキは続くと声もして同じ店の同じ列で、やはりひとつ空いたばかりみたいな台に座って1000円(今は千円札しか機械に入らない)目で今度は、波がどわっと来てタコが並んだ。そしたら、また止まらなくなり延々とラッキーが続く。まさか、12時から5時までは続かないだろうと思うものの夕方から出かける予定だったので、今度はそれが気になってくる。これがまた、ちっとも嬉しくなくなる。ツキ過ぎで楽しさがないんだよ。この日は13連チャンで51000円だ。おお、二日で10万以上あぶく銭のようなお金が手に入った。う〜む、おそろしや。
木曜の分は、まだ何も買ってないけど、どう考えたって一ヶ月コツコツ仕事する以上のお金を手にして、おかしくなるので後のほうは鞄に入れずに家に隠しておいた。私の天然なせいか、ヘソクリ用に給料から月々何万か置いて貯めている財布があるけど、ここに入れると存在を忘れてしまう。つまり、手に持ってないともう気もおかしくならないんだよね。
しかし、今のパチンコって一体だよ。技もなにもあったもんじゃない、ただのらっきーだ。
七夕に何やってんだか。
『市井作家列伝』は、面白いんだけど、ところどころ気になる箇所もある。古山高麗雄の青春という章では、最後に作者が贋?古山になり安岡章太郎等と過ごした青春時代の小説を書くなんてのがあり、これはねぇ。と、悪ノリと言ってしまえばそうだけど。その辺が気になる。