しかしされどでもね

nae586252005-06-29

なんて蒸し暑い日が続くことか。梅雨雲が垂れ込めて、ムッとした空気ばかりが充満してる感じだね。お蔭で、給料を貰ったのに本屋へ行ってない。体が重くて、出かける気力が起きないんだよな。どうせ暑いのでも、カラッとした夏の暑さのほうが、まだいい。
前から一度見たかった『お父さんのバックドロップ』を、ツタヤまで行き借りる。ここまで歩いて20分ほどだけど、それだけを歩く気力がわかず、自転車で行く。この映画は、中島らも原作で、らもさんがちょっと出演していて、それが見たかったのが一番の理由だけど思った以上に映画はよかったし、らもさんのパンクおじさん風の散髪屋の主人は思わず見つめてしまった。亡くなる前に、この映画に出ているのは偶然だがこれも神サマが、ちょっと気を利かしたみたいな感じだね。DVDを借りたあと、お昼をすぐ隣の喫茶店でチキンカツランチてのを食べながら、気力をふりしぼって、ほんの手帖を発送する準備をする。このために大きな布のバッグを提げてきたのだ。家だと、めんどくさくて仕方なくこんなのも最近多いんだよなぁ。
暑いと、やたらビールが飲みたくなるが、火曜は友達に仕事帰りにたまらなくなり電話して居酒屋へ走って行った(自転車で)。すぐに生ビールと一口カツを注文して、ひとくちビールを飲むと、やたら旨い。やばいよなぁ、これは。疲れてたせいもあり、帰る前はちょっとふらふらするほどになり、飲みすぎたみたいで今日は、やたらしんどかった。前も同じパターンで水曜がえらくしんどい日があったが、飲みすぎでしんどいんだろなぁ。今まで、余り飲むことがないから、わかんないのね。酒はおいしいと思い出すと、どこかで歯止めしとかないといけません。
今週は、給料貰う前の月曜の昼に元町へ行った。「本の旅人」と「本」をゲットして読書会の本、『明暗』を仕方なく買ったのだ。これ、「ブ」か古本屋にあると買わずに捜してたんだけど、これだけない。分厚いし読みにくいかな、と思ったが、そんなこともない。やっぱり漱石はすごい。もう何年も漱石の小説は読んでないし自分から買うこともなかったから、これは機会ってやつなんだろな。この頃は、漱石だけでなく純文学の好きで読んでた小説をまるで読めない。しんどくなってしまうからだけど、軽い読みやすいのや雑誌ばかり読んでるような気もする、それだけ頭がボケてきてんのだろか。
今月も、気がつけば(ほんとはよくわかってんだが)『バイトくん』シリーズに始まりマンガを沢山買ってしまった。『明暗』、ちゃんと読んで小説モードにしよう。