はなを通信

nae586252005-06-06

出かける前は、いつもの面倒くさがり病が出て、しんどいなぁ、また明日にしようかなぁ。と結構悩む。で、今朝がそれだった。でも、今日行かないと日もないしと、ぎりぎりまで布団でごろごろして、大阪へふらふらと出て行く。
行き先は肥後橋のカロさん。初めてで大阪はどこもビルだらけで東西南北がさっぱりつかめず迷う。今日も西梅田から乗るのに東梅田に行ってしまうし。地下鉄に乗る前に、銀行へ寄り今日中にしないといけない用事を済ませる。こんなのも神戸だと、どこに銀行があるか把握してるので、大阪はウロウロする。
せっかく大阪に来たんだから、時間をとってあれこれ見たいが今から行く林哲夫「読む人展」に、とにかく先に行かないと仕事に間に合わなくなりそうで焦るんだよねぇ。勤め人は、ほんといやだね。時間にいつも追われて、余裕がない。カロ ブックショップ&カフェは、肥後橋の7番出口を上がったすぐ信号の向うの古いビルの中にあった。入ると、林さんと記者さんらしい人がひとり。入口すぐに、びっしりスケッチが並べられていた。思ったより質素な内装で、古い廃材とか利用したのかな。という造り。新、古本を一緒に本棚に置いてあり、これがちょっと面白い。林さんが気が付いて、それからしばし最近のあれこれの話しをする。姫路で、この展のあとすぐにまた展示があり古書即売会も同所(姫路文学館)であり、その目録ができていないといけないのにまだとか。姫路までは、いけないなぁ。
カロの人、目が茶色でスリムな女性に初めて来たので、ご挨拶をする。ノートパソコンが開いてあり、そう言うとHPがあるんだけど、任せていた人が家を出て男のところへ行ってしまって今はおらず更新できない。とか、へぇ。そこに小さな冊子が重ねてあり見ると、犬がめちゃくちゃ可愛い写真がびっしり。「はなを通信」とあり、なんでも「ミカン・ア・ラ・モード」に対抗して作ったんだそうだが、これも前出の女性が作っていて同じ理由でもう出来ないのだそうだ。ふーん、でも男と一緒になったぐらいでやめるならするなよ。と、ちらと思う。やるなら、できなくなるまでやれ。男と住んだ別れたで、やめたり作ったり、事情はわからないけど私なら、やめないだろと思う。
ここで前に教えていた生徒だと言う整体師の方が来られて、似顔絵を林さんに描いてもらっていた。目の前で、林さんの描くところを拝見する。うまいなぁ。この方も医院の休み時間に来たと終わってから、時間がないと帰っていった。そのすぐあとに私も帰る。夜は来たかったけど、前のスムース友の会で休んだ時もかなり無理したので今回は見にこれたし休めないのだ。土、日の夜にこんな会はして欲しい。勤める前なら、ほいほい来てただろうなぁ。
梅田で、萬字屋書店の前を通ると行き過ぎれなくなり時間を気にしながらちょっと見る。古本好きそうなお客さんが沢山。ここは良い。ちょっと高値だけど、場所のせいもあるのかな。
しかし、かなり時間がやばくなり他はどこも見れずに慌てて帰り、仕事場へ。アリナミンを一錠飲んで、どわっと来る疲れを隠しなんとか時間を持たせる。今頃、カロでは楽しくやってんだろうなぁ。と、チラと頭に浮かんだ。