大阪をぐるり

みどりの日の祝日、大型連休とかでこの日から１０連休な人も多いそうだが、私の仕事場はカレンダー通り。それどころか、土曜は出勤なので、飛び石もいいとこの休みだなぁ。しかし友人には、連休の間休みがない人もいる。そう思えば、人並みにお休みがあるのは有り難いかもとも思う。なんだか知らないが、この祝日って全くない人もいるし今の日本は休日が対極な感じがするなぁ。ない人は全然なく、ある人はうんざりするほどある。
そろそろ東京へ行く用意をしておかないといけないんだけど、鞄を詰めるとかじゃなく予定を決めることですね。いつも決めた時は、殆ど予定らしいものがないのに直前になると色々と予定が詰まってくる。今回も、そうで東京に着いてすぐに行くところがあり、翌日も早朝から千駄木に行くことになって、そのあと神保町へも行って、だと今回も六本木も東京タワーも見れそうにない。五年ほど毎年、行ってても今まで観光らしいものは浅草だけ。ＴＤＬも一回も行ったことないんだよなぁ。なのに、神保町だけは必ず行ってる。ここだけは外して考えられないもんね。東京駅降りて、そのまま行ったことも何度もある。すずらん通りの景色を思い浮かべるだけで、にんまりしてしまうから、ほんまにおもしろい。仕事場で、その話しをついしゃべると、誰も神保町へ行った人がおらす、皆、ＴＤＬや銀座や渋谷でデパートのはしごをしたとか言う人もいた。どれも、まったくしてない。
まぁ東京だけじゃなく、大阪でも同じで、皆、大阪へはデパートのバーゲンや物産展を目当てに買い物しに行くらしいが、今日も大阪へ親戚の集まりがあって昼前に出て行ったが、食事だけ一緒にして、ひとりで東通りの古書店へ行ったり、梅田では紀伊國屋へひとりだけ行った。すぐ手前に阪急百貨店があったしデパートが並んでるんだが関係なし。本屋は素通りできないのにデパートは素通りばっかりだ。親戚連中は、そんなのをよく知ってるので待ち合わせの時間を決めて、携帯電話もあるし誰も文句を言わない。だってせっかく大阪に来たのにデパートや服屋入ってる場合じゃないよねぇ。ホントなら、もっと本屋見て回りたい。
なんて無防備に仕事場で同僚としゃべると、また変人の烙印を押されるので言わないが。
もう同性で、本の話しでわかる人がいるとかいないとか思わなくなったもんね。デパートめぐりして、家では朝起きてから夜寝るまでテレビをつけているとか聞いても、それは他人のこと。仕事は、給料を貰うためにやってるのだから、それで良い。好きな話はまるで合わなくても、毎日仕事へ行くところがありなんかしら他人と話しをすることは、今まではなかったことで、それはそれでまっとうなお日様の下ですこし上向けるような気持になったりするし、精神的にも躁鬱がなくなり、医療関係で自分は病気になるとシャレにならないと言う気も起きて、なんだか健康に気を使うようになったようだ。長時間はいやだが、はやり社会と交わるのは、それで自分がまともになったような気分になる。親戚同士で出かけて、ひとり本屋めぐりしてる人間の方が、まともじゃないんだよ。で、それが私。