バタバタと

nae586252005-04-27

ゴールデンウィークまであと幾つ、とカウントダウンな感じ。しかし、何度も思うがこちらはカレンダー通りつうか30日は仕事で、かなり飛び石。家人だけ、10連休になり家でゴロゴロしてるのかと思うだけで、連休がうっとおしくなる。月、火と用事もあり出ていて疲れていたし、今日は出ないぞ。と思ってたし、朝は子どもが一泊の研修旅行に出かけるので朝6時から起きて、弁当作りをしたりで、眠い。京都へ行ったが、私も京都へ行かねばならぬのだなぁ。
体もどうも、だるくて眠いので午前11時ごろまで又、うとうとと寝ると、すこしすっきりした。天気が良く五月晴れで家にいるのも勿体なく、自転車で芦屋川まで散歩するがきれいに桜が散ったあとの木が新緑に衣替えしていて、目に鮮やかできれいだ。この辺は緑が多いんだよなぁ。今の季節は、一番きれいでさわやかなのを、こんな自由時間に感じる。時どき寄る喫茶店で、ランチを食べて自転車を走らせて帰るが、途中に本屋の一軒も欲しい。日曜に「ブ」で買った、『男ともだち』見延典子(講談社)を読むと、するすると読めてしまう。この人が『もう頬づえはつかない』を卒論で提出して、「早稲田文学」に掲載され講談社から単行本になりベストセラーになったのは、もう古い話なんだろうな。あの時、すこし年下の私等、文芸科の友達の間で、かなり話題になったものだった。同年代で、センセーショナルな内容に今思うと、文の読みやすい媚のない書き方など等、ただの受けじゃないんだよな。『男ともだち』は『もう頬づえ〜』の後版のようなのだが、書かれたのは15年以上もあと。こんなのが手に入ると「ブ」も良いもんだ。と思ってしまう。
夜は、子どもがいないので静かになった。テレビはまだ尼崎の事故のニュースを続けている。家人の同僚の人は二両目に乗っていたらしく助からなかった。ご両親が島根から出てこられて遺体をもう引き取って田舎に帰って行ったが、その時は会社の正門の前を通り過ぎてフロアや上司の社員が皆、出て合掌して見送った話しを聞く。