大当たりな日

しかし参った。大当たりだよ。何がって、昼に入った喫茶店で食べた、エッグサンドイッチに大当たりになった。お蔭で、予定は狂うし腹はいたいし死ぬかと思ったなぁ。
つまり食当たりに、なってた。玉子にあたったんだろうが、あれって一時間ほど経ってからお腹がおかしくなるらしく、よりによって食べ終わってから元町へ行ってしまった。なんだか新聞の占いでも嫌な予感がしたのに。元町駅についた頃、おかしいなぁ気持悪いなぁ。と思いながら、海文堂へ入る。まずトイレ。ここで『私は猫ストーカー』を探してみるけど、見当たらず店の人となんとはなしに、今日はなんだかお腹の具合がよくなくて。とか話しかけると気さくな人で、そうゆう人多いんです。とかで、書店でトイレ行きたくなるのを名前ついてるんですよ、〜現象て。とつい返してしまうと、知らないとかで、それは「青木まりこ現象」てね、といかんいかん、そんなことしゃべる積もりないんだけどなぁ。すぐ裏で店長がどうせ、また言うとる。と思ってるのはわかってるし。でも、知らない人多いのかなぁ。本屋の人は皆、知ってると思ってたが「有名な人ですか？」と聞かれて、いや無名だねぇ。だって前の本の雑誌の、あとがきで青木まりこさんは今。のようなことが書いてあったもんな。何気なく出したんだろうトイレでウンコ現象の投書が、１０年も経ってもちゃんと語られる等、誰が思ったであろうか。
で、そのついでに『私は猫ストーカー』がないと言うと、しっかり見つけてくれた。ペットの棚にあったんだそうな。あ、そうか。エッセイ部門や新刊の棚ばかり見てたもんな。この本で、またその書店員さんに「猫派ですよね。」と言われて、「え？そうかなぁ。」と又、話しが弾む。そこで同い年だと判明し、どこの学校とか同い年生まれの人って多いよねぇ。とか言ってる間も、どんどん腹具合は悪くなる。この書店員さんが燦燦同盟ですね。と言われて、あ、それ良いな。と同意する。さんさんと輝く年なのだ。わはは。
しかし、そんなバカ話しとはうらはらに電車乗ってる間も吐き気がして帰りつく前に、思い切り嘔吐した。家に這うように帰り、寝てても腹が痛く救急車呼ぼうかと思うほどで、水を飲んだらまた、嘔吐し、それで胃が空っぽになったのかすこし納まった。家人が帰ってきたので薬を買いに行ってもらうが、保健所に訴えると、えらい勢いだった。
もう玉子サンドや目玉焼きは、当分食べれないだろな.

注：　写真と文は関係ありません。