買出しに

nae586252005-04-02

昨日は良い天気でお散歩日和だったが、土曜日は曇り。どうも頭が重い。
芦屋川の、さくらまつりへ行くけど全然、花は咲いてない。つぼみは今にも咲きそうだけど、まだ開いておらず。さくらまつりは、芦屋市が主催している春のイベントで桜の名所にもなっている芦屋川べりに屋台を並べて、まぁお祭りですね。ライオンズクラブのワインのグラス売りが、人気で正装した専門の人(なんていったっけ)が、グラスに注いでくれる。バザーも家庭の不用品を出しているけど、これもなかなか良いのが多く人気だった。やけに犬連れの人が多い。古本をワゴンで売りに来たおじさんがいて、見るけど和綴じの古書で欲しい本はないし、あとはノウハウ本ばかり。何故か、よく売れている。
 さくらまつりで、小さな花の苗を買う。車で、そのあと西宮「ブ」へ行き見るものの、ここも欲しい本なし。臨港線は、今やショッピング道路で大型店が古い酒造会社が倒産した跡地に、どんどん建っている。車で買い物するには、すごく便利なのだ。両手一杯に買い込んだ、米やペーパー類と家族の本を抱えて家に戻り、寝転んで枕元にある「CABIN」7号をパラパラと読んだ。中尾務さん発行のミニコミ誌(らしい)、坪内祐三さんの「富士正晴についての原稿が書けなかった理由」が、いかにも言い訳ぽくて真実味があるなぁ。林哲夫さんの「スムースの作り方」は、知らないこともあり三月書房特集を創刊号の企画にして完売したことや、話題になったことを「コップの中の嵐」と宍戸恭一さんが揶揄した話し、どうして10号で一度、休刊しようと思ったのかなどがある。画家が本業で編集人にはなれない葛藤もあるのかな。ひとりで、発行の一切を実質しているのだから定期的に発行するのは並の仕事じゃない。スムースのことや林さんと知り合いになったのも三年以上前に、神戸の書店つながりだった。はじめてお会いした時は、ちょっと難しそうでこわい感じがしたが、知るほどスムースは、林さんの人柄の出た丁寧なやり方が支えていると感じる。大抵、しんどいことも多く文句も出そうなもんだろに、そんなそぶりも見せない。お金のやりくりだって黒字かどうかもわからないけど、どこのミニコミでも書いてある金欠で困っている等のぼやきは全く書かない。皆、林さんのことを良い人だと思ってるんじゃないかな。
 夜は、手作りの春巻を巻き、残りご飯で焼き飯を作る。安上がりで、なかなかおいしい。