九月の雨

三連休が終わり、なんだか疲れたなーと朝のコーヒーを飲んでいると
携帯が鳴り、しばし中断して話す。私の母親もよくこの時間に電話し
てくるな。夏の間、ずっとしていた内職仕事がメドがついた。
最後まで何度も見直して、コピーを全部とりなんとか手を離れる。
もっと脱力するかもと思っていたけど、そうでもないな。しかしもう
こんだけの仕事はできないだろな。自分にほめてあげたいよ。体力的
にも負担が大きいのもよくわかった。明日から、どうしようかな。と
思うが、とりあえず今日は家で食べる気がせず午後三時半に、喫茶店
で焼めしを食べる。喫茶店のは、普通はプラフと言うが実際に出てくる
のは焼きめし。ずっと、この喫茶焼きめしが食べたかったのだが家で
ずっと内職仕事をしている間は、出ていけなかったんだね。
明日からは、ぶらぶらと本屋へも行ける。本も読める。映画も見れるな。
夕方、机まわりを片づけていて手があたって、筆立てを落とした。あちゃ
とペンやら拾うと、何故か以前、半年だけした古書店の店番のバイト先
の名刺が出てきて、びっくり。
急に入院した人がいて困っているからと、バイトしたが書店と名のつく
とこで仕事したのは初めてだったな。しかも半年で閉店したし。何が
後で身になるか、わからない。