真夏のブックオフ

朝、はやく目が覚めて6時にテレビをつけるとオリンピックの開会式の最中だった。延々と続く各国の入場の中で、日本の紅白の制服の選手団を見てポールの「ヘイ・ジュード」生歌で盛り上がるラスト。それから一日中どこもオリンピックだ。
ウチは私も娘も運動が全然ダメなせいで余り興味が湧かず、うるさく柔道や水泳をみて家人がひとりさわいでいる。知人にロンドンへ行く人がいるが仕事で忙しそうだった。ので面倒なお土産も頼まず話をする。朝から、えげつない暑さでコーヒーを飲んで喫茶店にいると涼しいので帰りたくない。
今週は体調が悪く、朝起きる時にめまいがして治らないのがずっと続き困っていたがなんとか、めまいだけは治る。しかし暑すぎて夏バテがひどい。休みなので車で7月はじめて西宮ブックオフへいった。少し不要になった本を出して売るが、入る時にバンのおしりのドアをガバッと開けてダンボール10箱ぐらい出してる人がいて、すごい不要本売りにきたのかなぁと、私は紙袋ひとつ出していると箱は空き箱で、買った本をいれて帰るので預けていたので、びっくりする。多分業者だろう。仕入て感じだが、新しい古本屋でもはじめるんだろかねー
「ブ」の中は暑さのせいか、お客さんは少なめで家族のもいれて8冊買う。久しぶりに外の自販機で娘K子さんと缶コーヒーを二人並んで夏空を眺めながら飲んでいた。このコーヒータイムが何故かブックオフで一番覚えている。ささやかな時間に、いろんな事がめぐり過ぎていき時のうつろいをなんとなく感じながら空を眺める。