さくら咲く

nae586252009-03-22

朝からどんより今にも降り出しそうな雲の下、いつもの散歩道を自転車で通ると桜の枝にポツポツと花が咲いているのを見つけた。ついに、我が家のさくら道でも桜が咲きはじめて、うれしい。これから毎朝お花見をしながら楽しみなんだな。京都でも開花したらしいし、いよいよ桜の季節がやってきた。
て、それがどうした。と言われそうだが、まぁ桜並木を小学校の通学路にして育った阪神間の桜の多い土地柄のせいなのです。そわそわしてしまうんですねぇ。
しかしせっかく桜が咲きはじめた日にしては、天気が悪い。午後から雨もきつく降り連休の終わりは出かける気にもならず、サンボーホール用の古本をちょい出してみるが、これがいつもの事ながら思わぬ本がぞろぞろ出てくるわ、おおこんなの出てきたとパラッと本を開くとそのまま読んでしまったり、えらいことになる。この頃、余り読みたい本がなかったのがそんな前に買って本の山に埋もっていたお宝本も出てきて前よか、本が散乱する破目に・・・第一、まだ古本市に出すかも仕事の都合で決まってないのにね。仕事なら参加できないので申し込みもまだしていないのに、ダンボールに詰めてよろこんで値つけしてんだから馬鹿だよねぇ(そうしみじみ思う)ようするに、こんなことするのが好きなのだ。
名古屋も諸般の事情が許さず、行けず楽しみも制限されるこの煩わしい時だけど、それでも春はやって来るのだ(?)
本を出している時に、思いついて講談社文芸文庫を集めているのをまとめて出してみた。これは買うと手離さずに置いているんだが、意外に少ないかな。
夜、ニュースで吉田茂の住んでいたとかの別荘みたいな邸宅が火事で全焼したのを見るけど、この家、テレビの「白洲次郎」で次郎が招集された時に訪問した家じゃないか。外観がそっくりだし本物の吉田邸でロケしたんだろか?それなら焼ける前の吉田茂の最後の家の姿がテレビに残ったのかしらん。死んでも吉田さんは映像で残していかはる。孫はどうも似なかったみたいだけど、顔だけでも血縁だと思えないほど似てないし。