豪華な古本者

いや〜まぁ今日は芦屋方面、たのしかった。「モダニズムと装丁」芦屋古書即売会へ芦屋美術博物館へ、家人に車で送ってもらい中に入るとなんだか関西の古本者が勢ぞろいみたいな豪華な顔ぶれだった(と思う)こんなに集まるの珍しいのでは?
古書展も、豪華なので目録で目玉の稲垣足穂、初作品かの「関西学院報」18号、1年C組稲垣足穂の文章を、街の草さんのご好意でケースを開けて手にとって読む。確かに、しっかりした文で中学生にしても足穂の感じがある。73万なんて値のついた冊子の値打ち、私には買える訳もないが古書の普通じゃないもの目のあたりにした思い。沢山の顔見知りの方にお会いした。スムースの人も多く、林さん山本さん扉野さんに、何故かいつもいるN氏にちょうちょぼっこの古本女子Sさん等も来ている。おまけにFおか店長も来てる。姫路からご苦労さんです。お昼過ぎに芦屋川べりの自家製野菜がすごくおいしいお店で手作りカレーをテラスで皆さんと食べる。前はテニスコートで、中学生の頃よく自転車で堤防沿いを散歩してここを歩いたのを思い出した。食事してる時もテーブルで一緒だった山本氏の古本話や水道のこわれた話で笑わせてくれたなぁ。ここで料理が遅く来たのもありゆっくりしたので三時からの用事にヒマをつぶさずに助かる。店を出たのが二時ごろで歩いて阪神芦屋駅まで行く時に、お話した小野さんが同じ芦屋の中学でひとつ上なのだとわかりびっくり。海が埋め立てられる前、泳いだことや猟師小屋があるのを知っていた。思わぬところで、級上の人に会うとは思わなかった。でも全然覚えてなかったけど。
芦屋駅の前で、皆さんと別れて市民会館で一時間ほど集会と保険の交換があり夕方の芦屋川を歩いて渡り、結局家まで歩いて帰った。古本はうろうろ見たけど一冊しか買えなかったが、今日は出会う人が多くたのしい日だった。二階の手製の本などの展示も新しい試みで楽しい。でも入り口でお金払えるように来年からして欲しいな。