息ぬき

nae586252017-04-15

雨続きの日も終わり、すかっとした晴れになった。雨の日ばかりが桜
は見ごろで、今日は葉桜になっている。青い葉の見える桜も良いもの。
ずっと家人の入院やらで落ち着かなかったし、家にいるとなんだか少し
しんどいなぁと、ガス抜きと言いひとりで三宮へ出た。
萊萊で、餃子と焼飯を久しぶりに食べる。ここはまるで香港かどこか
みたいな気がするね。おいしかった。ガード下を歩いて、本屋へ
だんだん気が落ち着いてくる。食欲と本慾を満たして買ったばかりの
本をいつもの地下の喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら読んでいた。
出ていってストレスを発散するような日は、ケチケチしないことに
している。好きなことをするのが良い。帰るころは、イライラも消え
ている。
駅に着いて出た途端に携帯電話が鳴り、はて?と見慣れぬ電話番号だな
と出ると、義兄からで会社の電話で休憩中に心配してかけてくれた。
家人の兄で、両親を亡くして兄弟二人きりなので今回の入院で心配して
聞かれ、退院したこと仕事行ってると話したら、お金のことを言われ
入院費が幾らだと言うと、何度もお金送るからと言う。いやいやそれは
できない家人も嫌がるからと断るが、ウチが普段からビンボなのを知って
るし心配しているのがわかり、なんだかジンと胸が熱くなるね。
どうしても困ったらお願いします。と言っておく。そんなこと兄弟だから
言う人ばかりじゃないのは、よく知っている。しっかりしないとなぁと
自分に言う。
そう、1003に今年はじめての、えらんだ堂の本が届いてます。四月
から、こちらもぼちぼち始まり。また、見に行ってみてね。